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劇的は遠回りで、地味は近道。

少し前、ぼんやりスマートフォンを眺めていたら。

何気なく、「劇的な」というタイトルのブログ記事を読んでいて、ほうと思った。 

 

油断していると、そういう耳障りがいい言葉や文句はいくらでも刺激としてカラダに侵入してくる。

 

好きなことをしよう、仕事をやめよう、有名になろう、知名度を高めよう、収入を、自由を……

 

勿論、効率化のためにtipsのようなものは必要だろう。

どうしても、環境を劇的に変えねばならないくらい大変なことはある。

 

けれど、大抵のことは地味なことの積み重ねだ。

たとえば、歯を磨くとか、子供のお世話をするとか、料理するとか。

そんな日常の積み重ねとどうしようかとの悩みや考えで、そのひとの行けるところまで到達している場合が多い気がする。

 

もがいたり華やかでないようで、気づいたら、しっかり前に進んでる。

  

私自身、意志薄弱なので聞こえのいい言葉にとっても弱い。

出産と共に色々な病と折り合わねばいけないとき、もがいたし怪しい即効性がありそうなものに惑わされもした。

同時に、息子のことも色々考えて考えて焦って息子を「刈り込む」ものに惹かれもした。

 

けれど、とっても地味で目に見えない方法を積み重ねていったら。

2年も経って病も落ち着いてきたし、息子もイヤイヤ期に手を焼くが自分の意思を押し殺さず健やかに育っている。

 

何より、かかりつけの漢方医が「息子さんも体力ついてきたし、お母さんも受け止める力がついてきたんだよ」とつい最近褒めてくれた。

わりとネガティブなほうだけれど、それを聞いて誇らしくなった。

 

イベントはほぼいかないし、ブログはほそぼそとやっている。

それでも、私のこのブログは今まで書いたブログでいちばん好きなブログに育ってる。

 

地味が近道で、いい、ってことは案外たくさんあるはず。