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こうやって人間の感情は生まれていくのか?

日曜日。 

思いつきで都心の駅に息子氏と旦那さんと3人でいく。

 

お目当ては、息子氏の靴と電車が見えるカフェに行くこと。

靴は足のサイズが変わっていなくて必要なかった。なので、本屋で本を見たりしてダラダラ夕方を過ごしてカフェに向かう。

 

電車が目の前に来たので、電車好きの息子はもう大興奮だ。

「でーんしゃ、でんしゃ」

大声で電車を指差している。

 

次第に目がキラキラして、「かっこいい」と言いだした。

ママは、君からのかっこいいなんて言葉、初めて聞いたよ。

 

何となく、褒め言葉でかっこいいを息子に対して使ったことがあるしお得意のEテレや電車のDVDでも使う言葉だ。

それでも何だか、息子の「かっこいい」に面食らってしまった。

 

そうだ、きっと初めて「息子の気持ち」を言語化して聞けたからだろう。

赤ちゃんのときや喋り始めは、本人ももどかしそうで伝えたくて懸命に泣いてた。

少し聴覚が過敏なので、泣かれるのがとても辛かった。

 

でもいまはこうして、「電車をかっこいいと思う」気持ちを言葉にして伝えてくれる。

きっと、何ヶ月も何年もしたらうざったくて当たり前になってしまうかもしれないがその時の私には尊いものに思えた。

 

感慨にふけっていると。

何度もまた、路線名や電車名を大声で呼びかっこいいと言っている息子がいる。

 

この日曜日から、言葉がまた一段階増えてきた。

プレスクールの帰り道が暗くて、「こわい」。

ズボンが履きたくて、またはプラレールがやりたくて「やりたい」。

大好きな大根と鶏手羽元の煮物に食いつきながら「おいしい」。

電車グッズや、あるいは自分を指差して「かわいいー」。

 

今でも嫌なときは泣くときもある。

道に大の字になってみたりもする。

それでも、受け止める方の私の過敏さも和らいでいき「そうだねー」なんて受け止める時間も増えた。

 

これから息子は色々な感情を知って、言葉にしていくのだろう。

その都度、こんな気持ちなんだなぁと味わい尽くしてほしい。

 

次はどんな気持ちを口にするのか、少し楽しみだ。