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「生して殺すなかれ、与えて 奪うなかれ、賞して罰するなかれ。」のさきにあるもの

愛読している、鍼灸師の若林理砂先生のメルマガ。
日々の養生のヒントがたくさん書いてるので、産後から購読してる。
 
最近来た春の養生のメルマガには、
「生して殺すなかれ、与えて奪うなかれ、賞して罰するなかれ。」
とあった。
先生曰く
「生かして、与えて、褒めて伸ばすように大らかに過ごすように」
という意味だそう。
 
思い返すと、生育歴や行動でいつも緊張感ばかりもって生きていた。
大らかにゆったりと過ごすのは、私にとってとてもむつかしいことのように思う。
 
ただ、そういう緊張感を持ち続け何事も独りでこなしていくには。
私には、何もかも手一杯だなと子供をもってやっと気付かされた。
今までだって、独りで抱えようとしてかえって周りと軋轢を生じてきたのだ。
 
もう、手放そう。
 
そう決めて、去年から何度も「井戸掘り」に行った。
来る日も来る日も、藻掻きながら、降りて降りていった。
降りた先で、緊張感が抜けてやっと自分のやれることの限度と過敏さ、そして疲れを自覚した。
 
なぜこれを、独りで全てやろうとしていたのか。
自分の愚かさに嘆くこともあった。
  
そして、多くの刺激にさらされ求めかえって疲れ動けなくなっている自分。
同時に、刺激や入ってくるものを絞っていっても満足出来ることを知った。
 
手放していくと、「自分の仕事はなにか」という私が大好きな物書きの倉下忠憲先生の問を思い出す。
 
いまはゆるゆる、自分の領分の範囲でやればいい。
 
少しずつ、春が近づく。
 
ゆったりしていく先になにがあるのか。
 
新しい春がはじまる。