2018年のいくらの作り方(クウネル2018年11月号樋口直哉さんレシピ)


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私はふつうの料理よりパーティー料理や日持ちするものを作るのが好き。

 

その中でも母に去年教わってから、いくらを漬けるのが好きだ。

 

母のやり方はみりんと醤油と酒ををテキトーに煮切って漬ける方法。

それもいいが、色が濃くなるのが気になる。

 

2018年は、クウネルの樋口直哉さんの作り方を参考に作った。塩水(水600グラムに塩50グラム)に漬けて30分。

醤油漬けより柔らかく仕上がる。あとは、色が綺麗。少し生臭いような気もするのは私だけ?

 

贅沢が許されるなら塩水漬けと醤油漬け2種作っておきたい…。

今年は体調の関係で今頃作ってるが、10月作るのがベストかもしれない。

メゾン ロミ・ユニのシュトレンとベラベッカ食べてみた。



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もうすぐ12月!

シュトレンの季節がやってきた。

帰国子女のうちのひとにシュトレンを貰ってから、シュトレンの虜。初めてのクリスマスプレゼントがシュトレン。

それ以来、毎年あたりをつけて買っては失敗したり歓喜したり。

 

私のシュトレンの好みは

・粉糖は外側に

・生地はしっとり系

・マジパンは練り込まない、中に

・スパイスしっかり香る

・栗とか抹茶とかなるべくイロモノなし

 

いつもメモしそびれるので、食メモ。

 

ロミユニのシュトレン。

形はクグロフ型。なぜクグロフ…?クグロフのシュトレンは初めて見た。量産しやすいのか?

スパイスの香りは強め。マジパンが練り込まれているより、中に見えるように入っていて欲しいのでそこは合格。

口に入れた最初が、甘い、甘すぎる。あと、アルコールのような不思議なツンとした香りがする。

外側も粉糖じゃなくアイシングのような砂糖のまぶし方なので、とても甘く感じる。

ドライフルーツケーキに近いのかな?

 

ベラベッカは、アプリコットやいちじくの食感や香り、風味が賑やかで美味しい。カリカリ、しゃくしゃく。ちびちび食べるのがたまらない。これはお土産にもあり。お酒を飲める人はお酒のアテとしてもあり。

 

ちなみに、今まで失敗したのがブーランジェリースドウ、ユヌクレ、ベッカライブロートハイムのシュトレン。

どれもシュトレンではなく、あっさりしたパンなのだ。粉糖は足りない、スパイスの香りが飛んでいてただの甘い雑穀パンで終わってる。あと、共通してるのが生地がぱさついていた。

ベッカライブロートハイムは、パンが美味しいのに勿体無い。

変わり種でまあまあ美味しいなのが、ピエールマルコリーニ。イロモノなしといっておきながら、ここのショコラは何でも美味しい。カカオが練り込まれたビターなシュトレン。シュトレンとよんでいいか分からないが美味しかった。

これは!というのが、ボーデンゼー赤坂のシュトレン。うちのひとの母おすすめなので本当に美味しかった。しっとり、粉糖あり、マジパン中にあり、小ぶりだけどスパイスしっかり。

 

いつも記録しそびれるので、こうやってのこしていきたい。

 

いわしの手開きに挑戦!ぶたやまかあさんのお料理箱に行ってみた。


夏頃、仕事にも料理にも切羽詰まっていたのでTwitterで有名なぶたやまかあさんのお話会に行ってきた。

 

アイディアも共感も同じ台所で悩む仲間もゲットして励まされたいい会だった。

何よりリアルのぶたやまかあさんはとってもあったかくて気さくで良い人。

お料理も教わりたいなーと思ったら、いわしの手開きを皆でするイベントを開催とのこと。早速申し込んだ。

 


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これだけイワシが並ぶと圧巻!

あいだの写真は割愛するが、エラの近くから親指いれてお腹のほうに向けてぶちっと頭をもいでいく。

お腹のほうに向けていくと内臓もとれていく。

ここで外側とお腹を水であらってキッチンペーパーで拭いていく。

そして、骨に親指を添わせて手で骨の片方ずつ肉から骨を外していく。三枚おろしにする感覚だ。

 

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2匹やらせてもらって骨から肉をとる、という感覚が分かった。


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チーズ入りのパン粉をたっぷりかける。

 


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サラダ油はわりとたっぷり。


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ピーマンの丸煮、ピーマン大好きなので真似したい。


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サラダやマリネも作ってもらった。

かあさん愛用の菜切り包丁がどんどん柿もトマトも刻んでいき気持ち良い。菜切り欲しくなる。

土鍋は、こうめさんという農家の方がもってきてくれた新米使ったごはん。

さらっとしておかずがすすむお米。

 


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イワシパン粉焼き出来上がり。


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柿と水菜とルッコラサラダ、ナンプラーがいい味。ルッコラの癖とナンプラーがいい。

トマトマリネははちみつのおかげでまろやかに。


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ヨーグルトケーキ。

ずっとずっと食べたかった。

厳しくて怖い祖母が帰省したり何か特別なことがあると作ってくれたのが、ヨーグルトケーキ。私にとっては甘やかしの味。

ぶたやまかあさんのレシピは祖母の味に似ていて本当に美味しかった。

そーすいさんの豪快な型で多分潔く作ったので似てるけど優しい味。

 

お腹もいっぱい、胸もいっぱい。

参加した皆さんはあったかくて食卓に真摯に向き合って、こなしたり楽しむひとたち。

Twitterで大変なとき励ましてくれたお姉さんにも会えて感無量。

テキパキぶたやまかあさんをフォローしてるスタッフの皆さんかっこよかったです。

そして、ぶたやまかあさん。やすやすと魚料理のハードルを下げてくれてありがとうございました

 

まずは手を動かす、美味しく出来たらいいよね。

 

「ヘルシオで”和ごはん”体験教室」に行ってきた。

ホットクックとの付き合って、約8ヶ月ほど。

特に、毎日キャパシティオーバーで仕事していたときには本当にお世話になった。

来る日も来る日も、カレーとトマト煮で乗り切ってきたのだ。

何も作れなくなりそうな日も、暑い日も、食中毒を起こさず適温で料理を作って待っていてくれるのだ。

 

そんなホットクックとの付き合いもマンネリになってきた。

倦怠期カップルのよう。

 

もうすぐ4歳になる息子氏は、カレーとトマト煮に飽きたので食べてくれない。

野菜の無水茹では素直に食べる。

また、付き合う前から薄々思っていたが動物性たんぱく質の調理に彼は向かないのかもしれない。動物性たんぱく質を加熱するには温度が高く、まぜ棒は食材によっては粉々になり旨味出すのが難しく思える。

 

そこで、SHARPさんのTwitterで紹介していた和食料理教室に参加。

勝間和代さんオーナーのレンタルキッチンクスクスが会場。


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いつも家にある相棒がいる。

SHARPの商品企画部の方々から説明があったあと、外部講師の先生登場。


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同じテーブルの人たちと、ホットクックを使い肉じゃがと味噌汁を実習する。

ヘルシオのウォーターグリルオーブンでは、鶏胸肉と野菜のオーブン焼きを。

 

ヘルシオのオーブンはずっと気になっていたので、どんな仕上がりになるか楽しみだ。

 



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ホットクック2台で肉じゃが、味噌汁。

ヘルシオのウォーターグリルオーブンで鶏の胸肉に味をつけ片栗粉をまぶしたものと野菜のグリルを作る。

 

ホットクックは、いつものように野菜と肉をいれて調理料いれるだけ。今日の先生は、だしパックと水で味噌汁をつくるレシピだ。私なら、粉かつお少しいれるのと総量で味噌の量は計算する。

ヘルシオのウォーターグリルオーブンは、おまかせ調理モードを使った。

皮付き胸肉に味付けして揉み込み、水気をきって片栗粉でコーティング。野菜は、油と塩でコーティング。どちらもビニール袋のなかでやるので手を汚さない。

ヘルシオのウォーターグリルオーブンは、真ん中の火力が強いとのことでそこに肉を並べた。おまかせ調理は、冷凍と冷蔵、常温を天板に並べてもセンサーでほどよく火を通すそうだ。

センサーが1番冷たいものを感知するとか、お古の今は無きSANYOのレンジを使う私からすると訳がわからない。

ハイテク。

 


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白い皿は、先生がホットクックで用意したいわしの甘露煮と鶏ももチャーシュー、実習で作った鶏胸肉と野菜のグリルがのってる。

 

いわしの甘露煮、鶏ももチャーシューはミツカンのカンタン酢とポン酢が使われてる。が、いわしは骨と生臭さが気になったのでカンタン酢をもってしても魚の調理はホットクックには向かないのでは?という疑念が。

鶏ももチャーシューは、しっとりしていたのでポン酢を普段使う人はありだと思う。

 

そして、グリルした鶏の胸肉と野菜。エリンギはとてもジューシー、肉のよう。パプリカはえぐみなし、甘い。パサつきがちな胸肉は、しっとり。

今回の体験で1番美味しくて買いたい!と思ったのがヘルシオのオーブン。それほど美味しかった。

あの大きささえ解消されたら、オーブンとホットクックだけで十分調理出来るなぁと実感した。

また、小さいかもしれないが天板の置く位置まで指示してくれたり庫内に食材を入れてからセンサーで考えて調理時間を出すのには驚いた。

 

肉じゃが、味噌汁は家でも体験済み。大根のあんかけは、煮汁多めトロトロ。大根が粉砕されてなかったので参考になった。

 

ホットクック、どうやら煮汁がある程度ないとまぜ技ユニットが食材を粉砕するのか…と日々の調理を反省した。

どのレシピも煮汁は想定しているものより多かった。

ただ砂糖なし料理や勝間方式に慣れてしまってるので、砂糖と塩分が気になる。

そこは試行錯誤なのかなぁと。ただ外部の先生のレシピは、既存のホットクックメニューより美味しかった。

ということで、勝間方式とこういう使い方両方もう少し模索できたら。

 

先生のレシピ

https://cook-healsio.jp/hotcook/HW24C/recipes/R4239

https://cook-healsio.jp/hotcook/HW24C/recipes/R4234

https://cook-healsio.jp/hotcook/HW24C/recipes/R4242

先生の料理教室

https://www.kotokotocooking.com/lesson/

 

どうしても実機使いたい!というひとには料理教室に行くのをオススメしたい。

というか、レンタルキッチンクスクスを借りてもいいのかも。こんなに大量のホットクックとヘルシオが?!と感動とともにおののくほどだ。あと、全体的に綺麗で使いやすいレンタルキッチンで素敵だった。

思ったよりホットクックもヘルシオも大きいが、操作は簡単。全く触ったことない参加者はもう出来たの?!と驚いていた。

グリルは実機触って良さを知ってしまったので…さて…。

 

結論

肉じゃが、味噌汁、オーブン焼きを家でやろうと思うと…ホットクックは複数台欲しい!これって汁物用のホットクック必要じゃないか…と薄っすら思ってましたが。

ヘルシオのグリルは本当に検討します。買いたい。すぐ欲しいレベル。となる。ただ、デカイ。そして、3〜4キロぐらいとのことで重い。排気が上なので、奥まで押し込んで収納出来るのは良い。

 

おまけ

ミツカンからたくさんお土産をいただいた。ポン酢は好きなので上手く使っていきたい。UCCのミニセミナーもあったが、コーヒーとフードペアリングのお話。UCCでカプセルタイプの抽出機あるのは知らなかったなー。


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モノの力を信じてる。

私はモノが大好きだ。

ごちゃごちゃしている部屋が嫌いなのに、日々モノに助けられてる。

 

ホットクックにルンバ。

最近、マキタも仲間入りした。

息子氏はマキタくんと呼び、彼は我が家でルンバくんより活躍している。

食洗機はなくてはならない。

化粧品だって、厳選しても唇は一つでも口紅は3本以上ある。

 

忘れっぽいし病気だから、お薬カレンダーは必須だ。

自分用と息子氏用の診察券ケースも必須。

食器棚には、選びに選んだ白い器。

お気に入りは、iittalaのお茶碗。食洗機で洗えるのが素晴らしい。

 

からだは弱いし、感覚は敏感なのでツール選びには余念がない。

それに夢中になりすぎて、本末転倒な気もする時がある。

 

それでも、少しでも快適で生活を楽しめるモノに囲まれているのが幸せだ。

到底、ミニマリストにはなれないだろう。

あと何回会えるのかな。

ずっと、ずっと、私の人生や色々なところに両親は暗い影を落としていた。

 

甘えたのに責められたこと

家を放り出されたこと

いじめられていて、やっと訴えても助けてもらえなかったこと

跡がつくまで、ブラシで殴られたこと

罵倒されたこと

大人になって、結婚式のドレス姿を貶されたこと

 

たくさんたくさん、不適切な行為は私を蝕んでいった

それでも、好かれたかったしふつうの家族に憧れていた

 

そういう思いは、心身を壊していって今も影響を受けている

 

ただ、子どもが産まれてから急に親の老いを感じるようになってきた。

許さないし、許されることではないけど、親は必死だったしお互い理想が高かったんだなぁと振り返る。

 

鬱陶しいけれど、遠く離れて暮らしているからか、あと何回会えるのかなと思うようになってきた。

親も、こちらの葛藤に気付き無理に帰って来いとは言わない。

それでも、あと親の寿命までどれくらい会うのかなと考えるようになっていった。

 

いつもぶったり暴言を吐いていた母も、孫の前ではタダの小うるさいお婆ちゃんだ。

耳に響くくらい平手をしていた父も、息子氏にはメロメロで何でも買い与えようとしてしまう。

 

気づいたら、ひと回り小さくてしわしわで少しよれよれだ。白髪も増えている。

 

それでも、娘の好物を覚えていて、どっさり田舎から持っている。

食べること、ハレのご飯で繋がっていた不器用な私たち…。

 

あと、何回会えるのかな。

今日、両親が嵐のように去っていった後、以前より寂しい気がした。

 

仲の良い家族ってこんな気持ちなのかな?

 

新しい家族を作っている最中。

息子が成長したら、どう思うのかな。

古い家族には、あと何回会えるかな。

 

家族の行方は誰にも分からないから、不安だけど、少し面白い。

 

同じものしか見えなくなったら、声の大きいひとと鋭いひとを外す

少し前、Twitterで見かけたのだが。

声の大きい、フォロワーの大きいひとをミュートしたりTLから外すという取組。

 

それに私は、毒舌な言葉が鋭いひとも外すが。

 

真似してやってみると、知らない世界が見える。

 

映えるメシではなく、美しいご飯を作る人。

時短簡単ワードに圧されない、日々背中を押すやり過ごし方を広めるひと。

聞いたことない映画や小説を教えてくれる人。

きわどい二次絵に面白い小説。

ひたすら推しを語る、主婦。

子育てを考える父親。

メイク用品をひたすらすすめたり、レビューしているひと。

病気について、広く繋がろうとするひと。

 

いつも見ていたWEBページもライターもそこには殆どいない。

 

コミュニティの外に出ると、案外世界は広くて。

皆色々なものに夢中だったり、それぞれの生活をただ生きてるヒトなんだなぁと感じられる。

喜怒哀楽入り交じるその生活がただ愛おしい。

 

毒舌や鋭いものを避けるのは、引きずられるから。

自分の欲求を気付かないふりして無視して、なにかを批判してる自分がいるときは不甲斐ない。

批評と批判は少し違うし、やんわりさくっと伝えられるようになるまでそういうものとは離れるつもりだ。

 

 

 

生活を愉しむことを忘れた私はまた、少し長い休みに入る事に決めた。

こんなに愉しんだり色々な生き方があるのだから、もう少し歩みを緩めていこう。